目指せ!歩行介助マスターについて
目指せ!歩行介助マスターのおすすめ記事一覧
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耐えられないなら転職しよう
仕事が忙しく身体のケアをする時間が取れないと、腰痛は悪化する一方です。取り返しのつかないことになる前に、転職して状況を変えましょう。サービス付き高齢者向け住宅やケアハウスなど介護度の低い人の割合が多い施設は身体介護の頻度がそれほど高くないので、腰への負担も大きくありません。また、介護ロボットなどを導入して職員の腰痛対策に力を入れている施設もあります。介護業界や転職市場の動向に詳しい転職エージェントを利用すれば、そうした施設を効率よく探すことができます。
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歩行補助具を使用する
要介護者が歩行する際に杖などの補助具を使用する場合、器具の特徴を踏まえながら要介護者の足の動きや歩幅に合わせて介助することがポイントです。フレームタイプの歩行器は安定性が高いのが特徴ですがバランスを崩しやすいので、何かあったときにすぐに支えられる距離で目を離さないようにすることが大切です。杖は足腰の負担を軽減し痛みを和らげる効果がありますが、種類によって安定感が異なります。松葉杖のようなクラッチは体重を分散させやすいので、麻痺のある人にもおすすめです。
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スムーズに歩行介助をする方法
歩行介助を行う際は要介護者の歩行動作を妨げないようにしましょう。重心が偏る原因になります。要介護者に近づきすぎず、すぐに対応できる距離で見守りましょう。両手で支える手引き歩行介助は介護士が後ろ向きに歩くことになるため、転倒に注意が必要です。介護士だけでなく要介護者もケガをする可能性があります。要介護者のペースに合わせてゆっくり進むようにしましょう。強く引っ張ると要介護者が転倒するおそれがあるので気をつけてください。正しい動作で介助するように心がけましょう。
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歩くことの重要性
歩行介助を行う前に、なぜ高齢者の歩行が重要なのかを理解しておくことが大切です。高齢になると身体機能が低下し、外出するのが億劫になります。筋力も衰えるので歩行能力も低下します。そうなると身体機能だけでなく精神状態も低下するため、最悪の場合、寝たきりになってしまうこともあります。それを防ぐためには、日頃から歩いて筋力を維持することが大切です。また、歩くことは骨にも刺激を与えるので骨粗しょう症の予防になりますし、認知機能の低下防止や睡眠の質の向上にもつながります。