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歩行介助など腰に負担がかかる業務が少ない職場に転職するのもひとつの方法

歩行介助を行うために知っておくべきポイント

自分の足で歩くことは身体機能の維持や向上につながります。当サイトでは安心・安全に歩行介助を行うために知っておくべきポイントを詳しく解説しています。正しい方法で介助し、高齢者の健康を守りましょう。

耐えられないなら転職しよう

耐えられないなら転職しよう

腰痛に悩まされている人は多い

介護士の約7割が腰痛に悩まされています。介護士が腰痛になりやすいのは腰に負担がかかる業務が多いことや精神的なストレスなど様々な要因があるからですが、腰痛を抱えながらだと仕事を続けられるか、不安に思うことでしょう。結論からいえば、腰痛があっても介護士として働き続けることは可能です。しかし、状況が変わらなければさらに悪化してしまうだけです。
働きながら腰痛を軽減するためにはどうすればいいのでしょうか。おすすめは腰痛予防に力を入れている施設や、介護度の低い利用者が中心の施設に転職することです。

自立した利用者が多い施設

利用者の介護度は施設ごとに違います。例えば、24時間体制で365日稼働している特別養護老人ホームは介護度の高い人の割合が多く、移乗や入浴の介助が日常的に行われています。必然的に腰に負担がかかる業務が多いのですが、その一方で、自立した利用者が多いサービス付き高齢者向け住宅やケアハウスなどの施設は移乗や入浴の頻度が少ないため、腰への負担もそこまで多くありません。そのため、腰痛に悩んでいる人にとっては負担が少ない、働きやすい職場です。

腰痛対策を実施している施設

「介護ロボットなどの機器を導入して職員の負担を減らしている」「腰痛の予防を目指して介護技術の研究会を開催している」といったように腰痛対策に取り組んでいる施設もあります。そのような施設なら腰への負担も軽減できるので腰痛を抱えていても前向きに仕事に取り組むことができます。

ケアマネや生活相談員として働く

身体介護を行う現場ではなく、マネジメント業務がメインとなるケアマネや生活相談員の業務を選ぶのも腰への負担を減らす働き方です。ただし、専門的な資格が必要なので現時点で資格を持っていない人は転職するのは難しいかもしれません。ケアマネとして働くには介護支援専門員の資格が、生活相談員として働くには社会福祉士や精神保健福祉士の資格が必要です。
介護の資格は受験要件に実務経験期間を設けているものが多いので、介護の仕事を続けながら資格を取得することになります。そのためにも腰痛を悪化させずに働ける施設を見つけなければなりません。事前に情報を集め、職場見学などで直接自分の目で確かめるようにしてください。それから自分が働けるかどうかを判断しましょう。

転職エージェントを利用しよう

転職エージェントに相談すると求人情報には掲載されていない詳しい情報を教えてもらうことができます。介護業界の事情や転職市場の動向に精通しているキャリアアドバイザーに希望を伝えると自分にとって働きやすい職場を紹介してくれます。
転職エージェントを利用して、腰痛を悪化させることなく介護士として働き続けられる職場を見つけましょう。